生活の中で“心が動いた瞬間”。そんな思い思いの瞬間を切り取ったバラエティ豊かな写真展が高知市のかるぽーとで開かれています。
どこか懐かしくも切ない、燃えるような夕焼け。

“小さな宝物”への愛情があふれた瞬間。

18日から高知市のかるぽーとで始まった写真展です。出品しているのは、写真サークル「フォトゆうゆう」。平均年齢およそ70歳のメンバーが悠々と写真ライフを楽しみながらカメラに収めた、1年間のベストショットを毎年展示しています。
今年のテーマは、『わたしの視点』。自分が見ている世界、愛してやまないもの、心が動いた瞬間を思い思いに表現しています。
山好きの清遠さんは大好きな登山での達成感を。猫好きの高岡さんはネコの生き生きとした姿を。岡本さんは大好きな孫との何気ない、でもかけがえのない時間をカメラでとらえました。
(訪れた人)
「いろいろきれいなのがありますね。自分はあまり写真を撮りに行ったことがないからこうやって見るのはいいです」
悠々とした生活をおくるからこそ“心が動く”瞬間。その瞬間を切り取った写真との出会いは『一会一写(いちえいっしゃ)』だと言います。
(フォトゆうゆう 明石正 会長)
「“出会い”を大事に、“見た感じ”を大事にして、『一枚のシャッターに思いを込めたい』という気持ちで撮っている。(訪れた人が)見過ごしてきたものを“再発見”することができたらと思う」
「フォトゆうゆう写真展」は高知市のかるぽーとで4月23日(日)まで開かれています。自分の“心動く”写真を見つけてみてはいかがでしょうか。














