柔らかく、香りのよい「春せり」の魅力を発信しようと、セリを使った新メニューが18日、宮城県庁でお披露目されました。
しゃきしゃきの春せりとみやぎをサーモンを使った巻き寿司に、春せりをたっぷり巻いて焼いた豚バラ巻き串。


県庁で開かれたお披露目会では、関係者らが春せりの新メニューを試食しました。
小野寺穂実記者:
「春せりとみやぎサーモンの巻物です。中にはわかめやしらすがぎっしり詰まっています。いただきます。やわらかいみやぎサーモンとシャキシャキとした春せりがよく合います。春せりの鼻に抜ける爽やかな香りもあって、とてもおいしいです」

4月から5月中旬に出荷される「春せり」は新芽を摘み取っているので、根がついたまままの「冬せり」に比べ柔らかく、香りの良いとされています。県は、「春せり」の魅力を定着させるため、4月21日から県内の飲食店10店舗でお披露目されたメニューなどを提供するフェアを開催するということです。
宮城県農政部食産業振興課 関剛史課長:
「セリ鍋は普及したが、食べ方が限定されている。地元の方も魅力や食べ方をご存じない方もいらっしゃる。地域内でセリの魅力を知っていただいて、より生産地としてのブランド力を、あげていきたい」

県産セリの食感と香りが堪能できる「みやぎ春せりフェア」は21日から5月21日までの期間限定で開催されます。