日本の広い範囲で観測された黄砂。その“発生源”ともされる中国とモンゴルにまたがる「ゴビ砂漠」周辺では、「ある変化」が起きていました。
私たちが訪れたのは黄砂の発生源の1つ、日本からはるか2000キロ以上離れた「ゴビ砂漠」です。
記者
「こちらの砂漠の砂ですが、このように手ですくってみますと粒が非常に細かく、風で舞い上がってしまいます」
周辺の街を訪れてみると…
住民
「私は3、4年ほど銀川に住んでいますが、今年は少しひどくなっているような気がします。車の中も砂でいっぱいです。子どもを車に乗せると、マスクをしないと吸い込んでしまいます」
さらに、近くの農村部では。
住民
「この倉庫はきのう掃除したばかりなのに、夜にまた砂が入ってきました」
一方で「変化」も…
住民
「砂は確実に少なくなってきているし、いまは緑が多くなってきた」
植林が進み、砂の飛来が減ったと感じているというのです。去年は全国で383万ヘクタール、植林が行われたということです。
住民
「これは長期戦で、少しずつ改善しなければいけません」
日本にも影響を及ぼしている「黄砂」。その“発生源”の周辺では被害を少しでも減らそうとする地道な努力が続いていました。
注目の記事
「睡眠はだいたい2時間」高市総理ハードワークの舞台裏 大量の資料を持ち帰り、昼も執務室にこもりっきり…アクセル全開で“向かう先”は?

「お金ばっかり貰いやがって」ハンター出動”拒否”問題の顛末「誰にものを言ってるのよ?」トラブル発端の副議長が直接謝罪 約1か月半にわたる騒動

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









