ロシアの民間軍事会社、「ワグネル」の創設者がウクライナ侵攻をめぐり、「作戦の終了」に初めて言及しました。
民間軍事会社「ワグネル」の創設者、プリゴジン氏は14日、声明を発表し、ウクライナ東部や南部の一部をロシア側が占領していることを踏まえ、「作戦の終了を宣言し、ロシアが計画した成果を達成したと周知することが理想的だ」と表明。
侵攻1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張しました。
また、侵攻を続けても占領地域をこれ以上拡大させるのは困難との認識を示し、ウクライナの反転攻勢でロシアが敗北する可能性にも言及しています。
ただ、こうした一方的な主張を受けてウクライナ側が妥協する可能性は低く、プリゴジン氏は声明の中で戦闘継続の姿勢も示しています。
プリゴジン氏が今回声明を出した真意は不明ですが、自らの存在感をアピールする狙いもあるとみられます。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









