中国政府は、台湾北側の海域にロケットの残骸が落下する可能性があるとして飛行禁止区域を設定したことについて、「飛行の安全確保のため」だと主張しました。

中国海事局は16日の日本時間午前10時から午後4時までの間、台湾北側の海域にロケットの残骸が落下する可能性があると発表。

周辺国には、このエリアに飛行禁止区域を設定したと通知し、日本政府は日本のEEZ=排他的経済水域の一部が含まれると明らかにしています。こうした中、中国外務省の報道官は。

中国外務省 汪文斌報道官
「関係する空の交通部門と空域のユーザーに対し注意喚起し、飛行の安全を確保するための責任あるやり方だ」

中国メディアによりますと、中国内陸部の甘粛省・酒泉で16日午前、気象衛星が打ち上げられるということです。