沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、昨夜からけさにかけて、あらたに複数の隊員とみられる姿が海中で見つかったことがわかりました。
浜田靖一防衛大臣
「引き続き行方不明となっている隊員の捜索に全力を尽くして参りたいと考えております」
防衛省関係者によりますと、きのう午後10時前、宮古島の西にある伊良部島近くの海域で、海上自衛隊の掃海艇が音波で何かがあることを確認した後、水中カメラを使って隊員や機体とみられるものを海中で見つけました。
その後も夜通し捜索が続けられ、あらたに複数の隊員とみられる姿が海中で発見されたということです。
これから、海上自衛隊のダイバーが飽和潜水により、目視で確認を行う予定です。また、政府関係者によりますと、機体を引き上げるためのサルベージ船が既に九州で待機しているということです。
ヘリには陸上自衛隊第8師団の坂本雄一師団長を含む隊員10人が乗っていましたが、海底の地形が複雑であることや潮の流れが速いことから、捜索が難航していました。
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