生活に欠かせない電気の値上げに向けた動きが進んでいます。東京電力が国に申請した値上げについて、きょう、消費者の意見を聞く公聴会が開かれ、厳しい意見が相次ぎました。
5人家族のこちらの家庭。節電に頭を悩ませているといいます。
「なるべく早く冷蔵庫をしめるとか、工夫できるところがなかなか限られてますよね」
節電で1年前に比べて使用量は減りましたが、月の電気代は4000円以上値上がりしているといいます。
「毎月のことなので、電気ばっかりは我慢できるものではないので、ちょっとこれからどうやって節電していこうかなと」
高止まりしている電気代。そして、さらなる値上げに向けた動きが進められています。
きょう、経産省で行われたのは、東京電力の家庭向け電気料金の値上げをめぐる公聴会です。
公聴会に参加した消費者
「値上げに反対。値上げというのは不可逆的になるんですね、もう一旦やってしまうと後戻りができない」
「電気を使ってお仕事している身としては電気代の値上げっていうのは、もう本当に死活問題」
値上げに反対意見が相次ぎました。
東京電力では、ロシアのウクライナ侵攻後、燃料価格の高騰により、料金は現在の仕組みの上限に。
現在、政府の補助により標準的な家庭で1800円程度一時的に押し下げられていますが、東電は経営を圧迫しているとして、国に値上げを申請しています。
値上げが認められた場合、今年7月の電気料金は補助金を加味して、およそ8400円程度になるとみられます。去年のはじめに比べると、800円近く高くなる見込みです。
東京電力エナジーパートナー 長崎桃子社長
「(電気は)暮らしの安心というか、基盤になっているものでありますので、大変ご負担をおかけして、心苦しい限りでございます」
経産省は消費者庁とも協議し、値上げを認可するかどうか判断する見通しです。
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