107歳の生涯を木彫に捧げた井原市出身の彫刻家・平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)の作品を展示する美術館が今月(4月)18日にリニューアルオープンします。

きのう(12日)、一般公開を前に内覧会が行われました。

「鏡獅子」などの作品で知られる彫刻家・平櫛田中です。

“平櫛田中美術館”は建物の老朽化やバリアフリーなどに対応するため、2020年から進められた建て替えが完了し、今月18日にリニューアルオープンします。


新館の床面積は以前の1.6倍になり、LED照明が導入された展示室では往年の作品を楽しむことができます。

(内覧会に来た人)「明るくなって作品が映えますよね。あらためて田中さんのすごさがわかります」

(内覧会に来た人)「もともと田中先生ねえ、長生きされましたし、本当に人間がどう生きていくべきかっていうふうなことを教えてくださった。そういうことがみなさんにまた伝わればいいなと思いますけどね」

新館のエントランスホールにある「鏡獅子」の原寸大パネルにはある仕掛けがあります。

(学芸員)「ここでQRコードを読み取ってスマホをかざすと、“AR鏡獅子”が出てきます」

スマホに現れたAR=拡張現実の「鏡獅子」はあらゆる角度から見ることができます。

窓からは隣接する庭園「田中苑」の景色が広がり、市民が展示会などに使えるギャラリーも設けられるなど、気軽に立ち寄って過ごせる施設を目指しました。

(伊藤佑二郎館長)「この美術館は平櫛田中の作品を所蔵していると同時に市民ギャラリーを併設しております。井原市の文化芸術の交流拠点として期待をしております」

リニューアルオープンする18日には開館式が行われ、午後1時から一般公開されます。













