物部川流域の清流保全に役立ててもらおうと、大手飲料メーカーらが物部川の整備などを行う団体に売上の一部を寄付しました。

寄付をしたのは大手飲料メーカー「伊藤園」ら3社です。物部川の清流保全活動に賛同した3社はこれまでに各社の製品の売上の一部を流域の整備や地域交流などを行う「物部川ふるさと交流推進協議会」に複数回寄付しています。

今回はあわせて60万円を寄付し、協議会のホームページ制作に役立てられたということです。協議会の会長も務める高知県香南市の濱田豪太(はまだごうた)市長は「物部川とともに、流域の3市もさらに成長していきたい。引き続き協力をお願いしたい」と述べました。

(伊藤園 四国地区営業部 薬師神繁明 部長)
「おーいお茶を高知県の皆さまに飲んでもらって、物部川の水質の保全や環境問題、シカの食害といった課題を解決してもらうこと。人が物部川に来てもらえるような施設をつくるのに役立ててもらえたら」

3社は今後も物部川の清流保全のため寄付を続ける予定だということです。