G7広島サミットを来月に控え、警視庁はけん銃を持った不審者がイベント会場に侵入したとの想定でテロ対処訓練を行いました。

東京・千代田区の「東京国際フォーラム」で行われたテロ対処訓練には、丸の内警察署の警察官など、およそ100人が参加しました。

訓練では、けん銃を持った複数の不審者を見つけた東京国際フォーラムの警備員が110番通報し、駆けつけた警視庁の銃器対策部隊が不審者を制圧しました。

東京国際フォーラムの職員が刺股の使い方や護身術について、警察官から指導を受ける訓練もあり、警視庁は「サミット期間中はテロリストにとって存在感を示す絶好の機会で、不特定多数の人が集まる会場はテロの標的になりえるので有事の際の準備をしてほしい」としています。