福島市で、廃屋になった旅館の1室を焼く火事があり、警察では不審火とみて調べています。

伊藤大貴記者「もともと旅館だったこちらの場所。奥に見えるオレンジの建物から煙が上がったということです」

火事があったのは、福島市飯坂町にある旧若喜別館・望雲閣です。警察や消防によりますと、12日午前4時前、「煙が見える」とパトロールをしていた警察官から消防に通報がありました。

火はおよそ1時間半後に消し止められ、廃業している6階建ての旅館の3階の一部屋を焼きました。けが人はいませんでした。

警察のこれまでの調べでは、火元の部屋に火の気はなく、建物の玄関の鍵が開いていたことから不審火とみて調べています。