通勤も練習の一環、仕事もスポーツも全力で
Qこれから自転車でどこへ?
池原さん「自分の職場の小学校まで行きます。距離は15kmくらい。大会までは今週日曜日なので今日が木、金、土、あと3日ですね」

出勤時間を早め、朝の時間をトレーニングに充てる池原さん。北谷の自宅から首里にある城東小学校までおよそ15km。3日後に石垣で行われるトライアスロンの大会に向け調整しながらの出勤です。
池原さん「好きなこともやりつつ仕事もスポーツも全力を出し切れたら最高だなぁと思っています」
日曜の大会に向け、金曜の退勤後すぐに石垣入りした池原さん。現地で泳ぎの感触を確かめました。
迎えた『石垣島トライアスロン大会2023』。スイムコースは、750mの周回コースを2周する合計1.5km。続くバイクコースは石垣島を反時計回りに1周するおよそ40km。最後のランコースは、再び南ぬ浜町に戻り10kmを走り切る計51.5kmのコースです。
去年の記録を超えることが目標と話した池原さん、再び挑戦が始まります。

まずはスイム1.5km。気温19度と絶好のコンディションの中、池原さんは30分14秒で通過。去年に比べ5分も速くなっていました。続くバイクもコンディションの良さを感じさせ、去年より8分速く通過し、得意のランへ。
過去石垣島で行われたマラソン大会ではサブスリー、3時間切りも達成している池原さん。軽快な走りでフィニッシュ地点を目指します。
「ラストっす!」
結果、3種目全てで自己ベストを更新し見事フィニッシュ。最高の形で今年最初のレースを終えました。

池原さん「好きなことに挑戦できて、自己ベストも更新できて最高な気分です。自分が好きなことではあるんですけど、挑戦していく姿だったりなにか達成していく姿を見て、子どもたちにもなにか良い影響を与えられたらそれはもう幸いです。幸せです」
教師とアスリートの二足のわらじで突き進む彼の目からは、『好き』を突き詰める無邪気さが垣間見えました。