4月10日の「四万十の日」にちなみ、10日、四万十市の四万十川で船上結婚式が行われ、1組のカップルが愛を誓いました。

船上結婚式は四万十川の自然の中で思い出に残る式を挙げてもらおうと、四万十市の屋形船業者と美容室が協力し、参加カップルを募って“四万十の日”に行っています。

四万十市の屋形船業者と美容室が協力し、参加カップルを募って“四万十の日”に行っています


今年、11組の応募の中から選ばれたのは高知市のホテルの調理師、藤田晃さん(23歳)といろは・さん(24歳)です。2人にとって四万十市は、初めて遠出した思い出の場所。2人は、四万十川に浮かぶ屋形船の中で指輪の交換などを行い愛を誓いました。

四万十川に浮かぶ屋形船の中で指輪の交換などを行い…


「この雄大な四万十川のように強く広い心を持ち、永遠に変わることなく喜びも苦しみも分かち合い、どんな困難も2人で乗り越えていきます。そして、いつも夫婦の会話を大切にし思いやりの心を持ち続けることをこの四万十川に誓います」

愛を誓いました

三里沈下橋近くの河原に着くと共同作業として鏡開きが行われました。樽の中には紅白のうどんが入っていて、互いに、箸で相手の口に運び喜びと共に味わっていました。また、結婚の承認として家族や友人らが色とりどりのインクで色紙に指印を押して、木に葉が茂るよう描いたウエディングツリーが贈られました。

河原に着くと共同作業として鏡開きが行われました


(藤田 晃さん いろはさん)
「始めは緊張していたけど本当に本番をやってみて心から楽しめて一生の心に残るような体験が出来ました」

藤田 晃さん いろはさん


最後は、親族や友人らが沈下橋に立ち、フラワーシャワーで船上の2人に花吹雪を舞い散らせました。