2023年度がスタートしたばかりですが、早くも24年度に向けたランドセル選び、いわゆる「ラン活」がピークを迎えつつあります。複雑化する「ラン活」は年々、始まる時期が早まっています。
9日、静岡市内で開かれたのは東京に本社を置く「土屋鞄」が開いたランドセルの展示販売会。人気メーカーのランドセルを求め、来場したのは約3000人。顧客は約1年後に入学を迎える24年度の小学1年生とその家族です。
静岡市では多くの小学校の入学式が4月の第2週に行われたばかり。にもかかわらず、すでに来年度に向けた「ラン活」はすでにピークを迎えつつあります。
業界団体の調査によりますと、ラン活のピークは年々前倒しとなる傾向があり、2022年度の新小学1年生のうち半分近くは、1年前からラン活をスタートさせています。
静岡市葵区で長年、ランドセルを手掛けてきた「池田屋」でもピークの前倒しを実感しているといいます。
<池田屋 池田将人店長>
「年中さんの秋からカタログの請求を始めて、年長さんになる前からランドセルを見て回るのが当たり前になってきている」
ラン活が早まる要因の1つにランドセルの多様化が挙げられます。かつて、ランドセルといえば男の子が黒、女の子が赤が半ば常識でしたが、いまは多種多様。池田屋でも全92色を扱うなど選択肢が増えたことで、選ぶ楽しさと同時に難しさが出てきています。
<池田屋 池田将人店長>
「おじいちゃん、おばあちゃんも孫のランドセルを選びたくて、一緒に来店して、色選びとか楽しんでいる。ランドセル選びが、イベントとしてとらえられている」
ランドセルを背負う子どもだけでなくスポンサーとなる祖父母らの意見も聞く必要があり、複雑化するラン活はさらに前倒しの傾向が強まりそうです。
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