愛知県が整備を進める「スタートアップ」企業の支援施設内に、偉大な功績を残した起業家らの展示エリアが作られます。

(愛知県 大村秀章知事)
「この地域にはこういう起業家がいるんだと。ステーションAi(エーアイ)の励ましになればと」


名古屋市昭和区の鶴舞公園の南側に位置する「ステーションAi」は、新たな事業を始めるスタートアップ企業を支援する施設で、愛知県が来年10月のオープンを目指して整備を進めています。


大村知事は10日の会見で、この施設の2階に偉大な功績を残した「産業偉人」の展示施設をおよそ4億円かけて整備すると発表。


対象となるのは、県の出身者または県内にある企業の経営者や起業家で、豊田自動織機の豊田佐吉さんやトヨタ自動車の喜一郎さん、またソニーグループの盛田昭夫さんら54人が選ばれています。


県の担当者は、モノづくり産業が盛んな愛知県にゆかりのある起業家などのエピソードを伝えることで、施設を利用する若い世代の励みになればとしています。