みやぎ型管理運営方式により「みずむずびマネジメントみやぎ」が運営する宮城県の大崎広域水道で4月8日から9日にかけ、県の基準を上回る濁りがある水道水が供給されました。濁りは水道法の基準値以内で県は「健康被害のおそれはない」としています。

県によりますと、4月8日午後2時20分頃、大崎広域水道の麓山浄水場で本来、自動で送水量を調整していますが、職員が誤って手動で操作したため、およそ9分の間、倍以上の水が涌谷町の貯水槽に送られました。その際、送水管に付着している水垢などのカルシウム成分で水が濁ったということです。濁りは水道法の基準値を下回っていますが、県が定めた基準の0.1を上回り涌谷町で0.7となりました。県は健康被害のおそれはないとして再発防止に努めるということです。