過去最低を更新した今回の高知県議選の投票率について、濵田知事は「県政や地域課題に関心を持ってもらえるような努力が必要だ」と述べました。

新年度最初の定例会見に臨んだ濵田知事は、今回の県議会議員選挙について、「県政与党の第一党である自民党が3議席減らしたのは率直に残念だ」と述べた一方、「自民党と入れ替わった保守系・無所属の当選者も県政運営を一定評価していて、執行部への影響はない」という認識を示しました。こうした中、県議選の投票率が過去最低を更新したことについては…

(濵田省司知事)
「過去最低を更新する形になった低投票率になったということは誠に残念に思っている。県民の皆さんに、県政、あるいは地域の課題に十分に関心を持っていただく、そういった努力を日常的にしていくということも必要ではないかと改めて感じている」

このほか、今年度は秋に自らの県知事選挙を控えていることを踏まえ、「ドラマ『らんまん』を生かした観光需要の回復や、関西圏との連携強化に力を入れて取り組みたい」と述べました。