■MLB タイガース 5ー14 レッドソックス (日本時間9日、コメリカ・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地・タイガース戦に“4番・レフト”で先発出場し、19連戦の初戦で2打数無安打3四球、メジャー初となる野手との対戦も実現した。
前日8日にメジャー2度目のマルチヒットを放ったレッドソックスの吉田は2回、先頭打者で打席に入るとタイガース先発、左腕のJ.ウェンツ(25)と対戦。カウント3-1から四球を選んだ。ここからレッドソックス打線が繋がり2番・R.デバース(26)に3号満塁ホームランが飛び出すなど6得点を奪った。
3回、吉田の第2打席はストレートの四球、5回の第3打席もストレートの四球とストライクが来ず、3打席連続の四球で出塁した。
8-2と大量リードの7回、タイガース3人目、T.アレクザンダー(28)と対戦、カウント1-1からこの試合初めてバットを振りセンターフライに倒れた。12-2と10点差リードの9回、吉田の第5打席、タイガースは大量失点で投手を温存、セカンドを守っていたZ.マッキンストリー(28)がマウンドへ。カウント2-2と追い込まれると最後は132キロのチェンジアップでファーストゴロに打ち取られた。吉田は2打数無安打3四球、チームは大量14得点で連勝となった。