軽トラックの荷台に作られたのは、DIYの「動く家」。外観にはインターホン、室内はキッチンやテーブル、ベッドまで完備されるなど、まさに“本格的な家”そのものです。2年半前にこの「動く家」を制作した男性は、息子との2人旅に出かけるなど、「私に翼を与えてくれた」と話します。

■進化するDIY 1畳半のスペースに…本格設備“モバイルスペース”

群馬県前橋市。道路を走っていたのは軽トラックの上に乗る一軒の“家”。まさに、“動く家”です。



持ち主を直撃すると…


“動く家”の持ち主 長竹真典さん
「これは私のキャンピングカーです」

いったい、どんな構造になっているのでしょうか。見せてもらうと…

ディレクター
階段が出てきましたね」

さらに、ドアの横にはインターホンまでついています。実際に押してみると…

しっかりと音が鳴ります。外観だけではありません。家の中も本格的に作られています。



畳1畳半ほどの室内にはミニキッチン、テーブルに椅子も取り付けられていました。

さらに驚くのは、テーブルと椅子が、ものの3分でベッドに早変わり!しかも2段ベッドなんです。



“動く家”の持ち主 長竹真典さん
「これなら2人寝られますからね」

他にも、テーブルを取り外すと長椅子にも変身。



背もたれをそこに載せれば、ベッドに早変わり。

そして、壁に取り付けられていたシートを載せれば、あっという間に“2段ベッド”の完成です。身長170センチ弱のディレクターも余裕で寝転がることができます。



“動く家”の持ち主 長竹真典さん
「身長2mある人でも寝られますね、これ、設計に3か月かかりました」

さらに、屋根にはソーラーパネルも装備。

これで電気を蓄えて、室内には電灯や、冷蔵庫まで完備しているんです。