トヨタ自動車は2026年までに、EV=電気自動車10車種を新たに投入する計画を発表しました。

トヨタ自動車 佐藤恒治社長
「トヨタの使命は幸せの量産です」 

今月1日に豊田章男会長からバトンを渡されトヨタ自動車の社長に就任した佐藤恒治社長は新体制の方針説明会で、2026年までに電気自動車で10のモデルを新たに投入し、世界販売を年間150万台とする目標を発表しました。

トヨタ自動車 佐藤恒治社長
「私から一番お伝えしたい思いは、車の未来を変えていこうという強い意志」

具体的には、2025年にアメリカでSUV=多目的スポーツ車のEVの生産を開始するなどして、戦略の拡充を図っていくということです。

佐藤社長は「敵は炭素」だとして、EVだけでなくハイブリッド車など多くの選択肢を持つ「全方位戦略」は堅持するとしています。