ヨークベニマルの昨年度の決算は、売上高は4589億円あまりと、実質で13期連続の増収で過去最高を記録しました。
福島県郡山市に本社を置くヨークベニマルは、6日、昨年度の決算を発表しました。それによりますと、売り上げ高は4589億9100万円で、前の年よりも79億円あまり増加し、新しい会計基準では減収となりますが、昨年度までの従来の会計基準に照らし合わせると、実質的に13期連続の増収で過去最高となりました。
営業利益は180億1300万円で、33億円の増益となりました。また、純利益は452億7800万円で、5倍増となりました。増収増益の要因としては、昨年度、県内外で新たに11店舗設けたことや、新型コロナの影響で内食市場にかかわる総菜事業が好調だったことなどをあげています。
ヨークベニマルは、今年度、新型コロナの「5類」引き下げで内食市場の縮小が予測されることから、オリジナル商品の開発や販売を強化するなどして集客を図るとしています。