親が育てられない子どもを匿名でも預かる、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」。
預けられた子は、自らの出自を養育者から伝えられたのか。熊本市児童相談所が初の調査を行ない、その結果を公表しました。

調査は、慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご」に預けられた子どもや、養育者への支援のあり方を検討するため今回初めて実施されました。
調査対象は預けられた子を『受け入れた養父母や施設』で、子どもに対し、ゆりかごに預けられたことを告知する真実告知をした割合は18パーセントでした。

告知した割合が少ない要因について児童相談所は、ゆりかご特有の課題があるとみています。