鳥取市の公立鳥取環境大学はこのほど、学生と教職員を対象にした、ヤングケアラーと介護の相談窓口を、設置しました。
相談窓口は大学が鳥取県米子市の会社と連携して設置しました。
LINEによる相談の受付は随時可能で、看護師やケアマネージャーなどの相談員が毎日対応します。
大人の代わりに家事や家族の世話をするヤングケアラーは、社会的な問題になっていて、大学によりますと、これまでに家族の世話が理由で休学する学生もいたということです。
公立鳥取環境大学 学務課 吉村昌郎 学生支援係長
「ヤングケアラーという社会問題を認識してもらいたいですし、困っているなら、やはり相談をしっかりしてもらい、学業に真っすぐ打ち込んでもらえたらと思っています」
相談は無料で、LINEに登録後は、予約制の電話相談も受けられるということです。