沖縄の伝統行事の1つ、綱引き。それぞれの地域に根付いてる綱引きがある中、中でも『那覇大綱挽』、『与那原大綱曳』、『糸満大綱引』が3大綱引きと呼ばれています。綱引き当日には県内外から参加者が駆け付け、ひときわ大きな賑わいをみせます。

この3大綱引きの中から、今回は『与那原大綱曳』の特徴や関係者の思いを取材しました。

与那原町の綱引きにかける思い

屋良キャスター「与那原町にやってきました!町のいたるところに、綱引きにまつわるものがあります。どれだけ綱愛に溢れているのか訪ねてみましょう」

2015年に『大綱曳の町宣言』をした与那原町。なんと町内には与那原の大綱曳をテーマとした大綱曳資料館、通称“つなかん”があるんです。

屋良キャスター「おはようございます!その恰好は⁉」
上原さん「お客様を迎える衣装として着ています」

大綱の頭部分を支える六尺棒の衣装で常に迎えてくれるのは、与那原町出身で資料館職員の上原丈二さん(61)。綱曳に携わって45年、綱引好きが高じ、日々資料館でその魅力を伝えています。

大綱曳資料館 上原丈二さん「綱と毎日一緒ですから、幸せです」

資料館には、前回使われた本物の大綱が展示されていて、貴重な綱をじっくり見られるのはここだけなんです。