「おうち時間」が増えたコロナ禍をきっかけに、2019年ごろから、「ミニチュア」を鑑賞したり、作ったりして楽しむブームがいまも続いていますが、あなたは手先、器用ですか?(筆者:私は「生き方」が不器用です)
さて、今回はRKKラジオのラジオカー「ミミー号」に乗る、自称不器用のミミーキャスター小出きょう子(こいで きょうこ)が、『ミニチュアの究極、頂点を極めた!』驚きの取材リポートをご紹介します。
3.5ミリ×3.5ミリの折り紙で作った折鶴
1円玉の横に置かれた小さな小さな、さらに小さな折り鶴。1円玉に刻まれた「平成」の文字ほどの大きさしかありません。

この折り鶴を製作したのは、熊本市西区の折り鶴作家・磯野亜実(いその つぐみ)さん(27)です。


この「ミニ鶴」どうやって作るのかというとー
磯野さん:2種類のピンセットと、少し長くした私の指の爪を駆使して折っています。


小出キャスター:実際に私、先ほど折っているところを見せていただいたんですけれども、もう折っているのを見るだけでも息が止まりますし、今どの工程を折っているのかが全くわからないんです。

木村和也アナ(スタジオ):スコープとかの下で、ピンセットを使いながら折るんですか?
磯野さん:いや、それを使ってしまうと、逆に私は折れなくなってしまうので、肉眼で折っています。

小出キャスター:そしてもちろんその小さい鶴もあるんですけれども、今、私の目の前にはですね、ずらっと作品が並んでいまして、盆栽のようなものがあるんですけど、こちらは・・・


磯野さん:針金で木の形を作って、その上に500羽ほどの鶴を貼り付けて、桜の木だったり、イチョウの木だったりを作っています。

磯野さんはなぜこんな小さな折り鶴作りを始めたのでしょうか?