長崎県警は将来、サイバー犯罪捜査の中核を担うことが期待される若手捜査員に、4日、指定書を交付しました。
「サイバー中核捜査員に指定する」
サイバー中核捜査員に選出されたのは、35歳までの警察官4人です。
県警では、ネットオークションやフィッシング詐欺など、ネット犯罪の増加を受け、4年前に専門部署のサイバー犯罪対策課を設置。2021年からは中核を担う捜査員の育成プログラムを立ち上げて、捜査力の強化を図り、2022年、県内では過去10年で最も多い、126件のサイバー犯罪が検挙されました。
サイバー中核捜査員・峰一生警部補
「”何か怖い”という犯罪がこのサイバー空間には含まれていると思っています。そうした不安を少しでも和らげるためにも、私たちが一つ一つの犯罪を検挙し、県民の安全を守っていきたい」
4人の捜査員は、2023年3月までの間、専門的な技術や対処能力を学ぶことになっています。