北欧、フィンランドの総選挙でマリン首相率いる与党が敗れ、首相の辞任が報じられています。しかし、NATOに加盟する方針は変わらないようです
フィンランドで2日、任期満了に伴う議会選挙の投開票が行われました。
フィンランドの公共放送によりますと、中道右派の国民連合が第1党となり、中道左派でマリン首相が率いる与党・社会民主党は第3党に転落しました。公共放送は選挙での敗北を受けて、マリン首相が辞任すると報じています。
マリン氏は2019年に当時、世界最年少で首相に就任し、若い世代を中心に人気を集めていますが、深刻化するインフレや膨らむ政府債務の対応策などへの支持を集めることができませんでした。
フィンランドは、NATO=北大西洋条約機構にまもなく加盟する予定ですが、政権が交代しても加盟の方針は変わりません。
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