福江島で唯一の公立図書館である五島市立図書館が計画から11年を経て1日、リニューアルオープンしました。

五島市立図書館は旧五島中央病院の跡地に総事業費およそ15億6千万円かけて建設されました。


バリアフリー空間に五島の島々を巡る様に本を配置、これまでより2割多い18万冊を収蔵可能で県内初となるマイナンバーカードでの貸し出しにも対応します。旧図書館は建物の建設から60年が過ぎ老朽化が問題となっていたほか蔵書のすべてを収蔵できず一部、外部で保管していました。

2012年度に新館の建設が計画されたものの事業費縮小を求める住民の反対で中断、市が改めて計画を策定しオープンにこぎつけました。

利用者:「教会のこうもり天井をアレンジしているようでしたのでそれを今撮りました」「五島の夢が詰まった図書館ができて良かった。幸せな気持ちになります」

五島市立図書館・野口良美館長
「特に子供たちが毎日でも来てみたいと思える図書館を目指していければ」