■MLB レッドソックス 9ー5 オリオールズ(日本時間3日、フェンウェイ・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地・オリオールズ戦に“4番・レフト”で先発出場し4打数2安打2打点1盗塁、今季2度目のマルチヒットとメジャー初盗塁をマークした。

前日、サヨナラ勝ちの起点となるレフトのエラーと“持っている男”吉田、この試合も1回、無死満塁のチャンスで周ってくるとオリオールズ先発、左腕のC.アービン(29)に145キロのシンカーで詰まらされボテボテのファーストゴロ、これで3塁走者を還し今季初めてレッドソックスが先制点を奪った。

3回の第2打席も147キロのシンカーにサードゴロと手元で動くボールを捉えられない。3‐3と追いつかれた5回には無死一、二塁のチャンスで1球目、144キロのストレートをセンター前へタイムリー、勝負強さを見せ、この日2打点目で4-3と勝ち越した。

7回にはオリオールズ3人目、左腕のK.エイキン(28)からレフト前ヒットを放ち、今季2度目のマルチヒットをマーク、8回の第5打席はオリオールズ5人目、M.ボウマン(27)から開幕3試合目でメジャー初四球を選ぶと続く5番・A.デュバル(34)の打席でメジャー初となる盗塁。日本では7年間で21個の盗塁だったがメジャーでは3試合目で成功させた。吉田は4打数2安打2打点1盗塁、チームも連勝となった。