製造業の進出が著しい岩手県北上市で鉄鋼を加工する工場の地鎮祭が31日行われました。
地鎮祭を行ったのは静岡県に本社を置く鉄の商社、「アイ・テック」です。31日は関係者およそ20人が出席し、工事の安全を祈りました。
北上市和賀町の後藤野工業団地におよそ83億円をかけて整備される新工場と事務所棟は、延べ床面積3万5000平方メートル余り。40人態勢でスタートし、更に増員する方針です。
市内で相次ぐ企業の進出にも対応した鉄鋼の加工を行い、アイ・テックにとっては東北最大級の工場です。大畑大輔社長は「北上は大きな可能性を持ったまちです。さまざまな分野に供給し、地域貢献にも努めたい」と決意を述べました。
工場は来年10月に稼働する予定です。