31日。官公庁や企業では退職者への辞令交付が行われました。岩手県では県勢の発展に力を尽くした134人が退職を迎えました。
2022年度の県職員の退職者は前年度より6人多い134人です。31日の辞令交付式では退職者を代表して文化スポーツ部長の熊谷正則さんに達増知事から辞令と感謝状が手渡されました。
企業局長を務めた森達也さんは1985年に入庁した当時を振り返り、謝辞を述べました。
(森達也さん)
「私たちが県職員となった昭和の終わりには東北新幹線などの高速交通網の整備により生活にも大きな変化があった。困難を乗り越え、県民一人ひとりの幸せの実現を目指してきたところであり、その一端を担えたことに誇りを感じている」
退職する職員たちはそれぞれの思いを胸に職場を後にしました。県は4月3日に新採用職員の辞令交付を行います。