IOC=国際オリンピック委員会がロシア選手らの国際大会への復帰を条件付きで勧告したことに対する非難の声に、バッハ会長は「スポーツの政治利用を懸念している」と苦言を呈しました。
IOC バッハ会長
「どの選手がどの大会に参加できるのかを政府が決めることはできません」
IOCは28日から行われている理事会で、ロシアによるウクライナ侵攻以降、国際大会から除外されているロシアとベラルーシの選手の復帰について、▼中立の立場である個人での参加に限り認めること、▼団体競技や軍に所属する選手については認めないことなどを国際競技連盟に勧告しました。
これに対し、複数の国から非難の声があがったことについて、IOCのバッハ会長は「オリンピック運動やスポーツの自立性が尊重されていないことは嘆かわしい」として、「スポーツの政治利用を懸念している」と苦言を呈しました。
また、ロシアとウクライナの両国が勧告に反発したことについて、バッハ会長は「ある意味で、相互理解と平和に向けて前進できる妥協点を見つけたことを示しているかもしれない」と話しました。
また、バッハ会長は来年7月に開催されるパリオリンピックのロシアとベラルーシの選手の参加可否については「開幕1年前を過ぎてからの判断になる」との考えを示しました。
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