29日に入院したキリスト教カトリックの最高指導者・ローマ教皇フランシスコは、体調が徐々に回復し、30日の朝から公務を再開しているということです。

教皇フランシスコは29日、定期検査で「呼吸器感染症」と診断され、ローマ市内の病院に入院しました。数日前から呼吸困難を訴えていましたが、新型コロナ感染症ではないということです。

バチカン報道官によりますと、教皇は29日の夜はよく眠り、体調は徐々に回復しているということです。30日朝には朝食後に新聞を読み、公務を再開しましたが、引き続き入院は続けるということです。

教皇は自身のツイッターで「この数時間に多くのメッセージが寄せられ、感銘を受けました。寄り添う気持ちとお祈りに感謝しています」とコメントしています。