中国電力・中部電力・九州電力などは、自由な競争を阻害する「カルテル」を結んでいたとして、過去最大となる1000億円あまりの課徴金の納付を命じられました。
公正取引委員会 田辺治審査局長
「(貴連合会で構築した関係を利用して)違反行為に係る情報交換が行われた」
公正取引委員会が再発防止を求めたのは、電力会社の業界団体。加盟する3電力などが「カルテル」を結んだとして、過去最高額の1010億円の課徴金の納付を命じたのです。
問題の「カルテル」とはなにか?
かつて電力会社は、営業活動エリアが決まっていました。しかし、電力自由化の法改正で、エリアを超えた自由な競争が可能になりました。その翌年に、関西電力が他のエリアに進出したのをきっかけに、各社が互いにエリアを超えた営業をしないように「カルテル」を結んだのです。
ただ、きっかけとなった「関西電力」は違反を自主申告し、処分は免れました。
関西電力 森望社長
「不当な取引制限を禁止する独占禁止法第3条に違反する行為があったと認定をされました」
電力会社の法令遵守が求められる中、各社は電気料金の値上げを申請。これに河野大臣は…
河野消費者担当大臣
「電力自由化の精神に全く逆行するような、消費者の顧客情報の不正利用、あるいはカルテルといったことが平気で行われた」
国は値上げを申請する各社に値上げ幅の見直しを要請。
東京電力はきょう、およそ30%の値上げ幅を17%あまりまで圧縮すると発表しています。
注目の記事
11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは

16歳で意に沿わぬ結婚…フィリピンに残された残留2世の現実 いまだ無国籍状態も…背景に“戦後の激しい反日感情” 終わらない戦後を追う

「森と自分、お互いが共に豊かになれるように」 森の香りをアロマに 1kgの枝から精油 わずか4ml 枝の採取、蒸留も自ら 山梨で手作りのアロマブランド

「暴力と胸や尻を触るセクハラが日常に」北海道京極町の農業法人で虐待か…避難したミャンマー人女性4人が明かす凄惨な実態 町議務める“父親”ら取材に応じず《連載1》

「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”









