そして2023年…

岡島 雨宮潔社長:
本当にありがとうございました。
佐藤さん:
必ずここの場所に来なくても買えるということがこれだけ普及してきた中で、あえてこの中心街に来るという意味は何なんだろうかということが今、問われている。

西垣キャスター:
これからの岡島に求められることはどんなことでしょうか?
佐藤さん:
先日、岡島さんに来てみまして、やはり実際来てみると新しい発見があったり、これいいなと思うものがたくさんあったな、という印象を受けました。ここじゃなきゃ体験できないような、そういう時間をどう作っていくのかが、これからの中心街に求められる。
西垣キャスター:
時代の変化によって昔から今へと中心が移り変わっていきますが、未来はどんなかたちになっていくでしょうか?
佐藤さん:
そのヒントとなるのが、こちらの寺崎COFFEEさんかなと思いますね。

寺崎COFFEEオーナー 寺崎亮オーナー:
お客さんと店の境界線をなくすようにして街と人との距離を近くして、ゆっくりしていってもらったり、また頑張ろうと思える場所になればいい。

西垣キャスター:
こういった寺崎さんの取り組みっていうのは大きなヒントになりそうですね。
佐藤さん:
つながりがあるからこそ、ここの店に行きたいなと、そういう風に思うことが街の魅力にもつながっている。

山梨総研 調査研究部長(まちづくりの専門家) 佐藤文昭さん:
モノの豊かさを求めて色々なものを集積して街が出来上がってきた。バブル崩壊後に価値観が多様化する中で、様々なことを分散して今の中心街の状況がある。人口減少の中で、人と人との関係性をどう築いていくか、そういうチャンスと捉えればこれも一つプラスの面だと思う。














