これから自転車に乗るとき、ヘルメットはどうしますか?

4月から施行される改正道路交通法により自転車に乗る時は年齢を問わず全員を対象にヘルメットを着用する「努力義務」が課せられます。しかし、あくまで努力義務のため、法律による罰則はありません。観光客などにも需要のある富山市のシェアサイクルは対応に頭を痛めています。


この「努力義務」という言葉。ほかの例で言えば初心者マークは免許取得から1年間はつけることが道路交通法で義務付けられていますが、70歳以上の高齢者が使用するもみじマークは「努力義務」、着けていなくても罰則はありません。

この努力義務の自転車のヘルメット着用に、頭を悩ませている人たちがいます。
橋本星奈アナウンサー:
「来月4月1日から自転車に乗るすべての人の努力義務となるヘルメットの着用。街の人はどう捉えているのでしょうか」

男性:
「努力義務になったらちゃんと着用した方がいいと思います。やっぱり自分の身を守るのに安全な方がいいと思います」


女性:
「僕は被らないね。髪の毛セットしてたりとかするとヘルメットは着けられないし、みんな着けてないから恥ずかしい。特に大人は着けにくいんじゃないかと思う」

女性:
「あまり今まで使ってなかったので4月からは使おうかなと」

4月1日に施行される改正道路交通法では、年齢を問わず、自転車に乗る人を対象にヘルメットを着用する「努力義務」が課せられます。

富山県警交通企画課 御福文夫警部:
「交通違反いろいろありますよね。信号無視とか一時停止とかあれば必ず罰則があるんですがヘルメットは、着用するよう努めなければならないって書いてあるんですけど罰則の規定がない。つまり被らなくても捕まらないというのが努力義務の規定」


