柏崎刈羽原発の再稼働の判断材料とするため、新潟県が行っている福島第一原発事故の3つの検証。検証を総括する委員会の池内委員長のもとを28日、新潟県の幹部が訪れました。

新潟県独自の「3つの検証」は福島第一原発事故の原因や安全な避難計画、事故による健康と生活の影響を検証するものです。

24日に健康分科会が報告書を提出したことで、3つの委員会は検証を終えました。

残るは、検証総括委員会でのとりまとめとなりますが、柏崎刈羽原発の安全性の議論やタウンミーティングなどを検証総括委員会で行いたい池内了委員長と、「検証総括委に求めている任務ではない」とする県とで意見が割れていて、委員会は2年以上開かれていません。

関係者によりますと、28日午後、京都にある池内委員長の自宅を県の幹部が訪問。県側は報告書が出そろったことを池内委員長に報告し、これまでと考えに変わりはないか確認をしたということです。池内委員長は変わりはないことを答え、県側は「持ち帰って検討する」とし、およそ1時間ほどで会談は終わりました。

池内委員長の任期は今月末となっていて、今後の検証総括委員会の運営をどうするのか、県に対応が求められています。














