大分県佐伯市にある米水津湾で最盛期を迎えた「シラス漁」。新鮮なシラスを味わってもらおうと、飲食店と連携した「よのうづ春のしらすフェア」が開催され、にぎわいを見せています。

大分県佐伯市米水津の港に店を構える「OITAしらす豊洋丸」。お昼時には絶えず行列ができる人気店です。

皆さんのお目当ては「シラス丼」。米水津湾でとれた直送品です。

(食べた人)「初めてこんなシラスを食べました。甘みがあり、ねっとりとした感じがおいしかった」「衝撃を受けました。おいしかったです。いい思い出ができました」

「シラスのハーフ丼」(1250円)は釜揚げのシラスと水揚げされたばかりの新鮮さにこだわった生シラス、それにイクラも添えられ3種類の味が同時に味わえる店一押しのメニューで、子どもからお年寄りまで人気です。

(OITAしらす豊洋丸・金田光司店主)「鮮度が良くないと釜揚げにした時に身がけば立ち、生の時も少しどろっとしますので新鮮なものの方が身もしっかりしていて味もおいしい」

「よのうづ春のしらすフェア」では対象の3店舗で食事をするとお得な割引券が当たる抽選会も企画されています。

(豊洋丸・金田光司店主)「桜のきれいな季節にもなってますのでこちらに桜を楽しみに来ていただくついでにしらすフェアでおいしものを食べていただければうれしい」

一方、豊後水道が一望できる佐伯市米水津の「空の公園」。こちらでは今、シバザクラが咲き始めています。

公園内には土曜日と日曜日を中心に地元の飲食店が「空カフェ」と題してブースを設置。このうち「民宿戸高」では釜揚げしらす丼(小・400円)やアジの丸寿司(800円)などを販売しています。

(民宿戸高・坪矢恵介さん)「今回は4店舗が日によって販売します。各土日曜日で店舗がかわりますのでその料理を目当てに毎週、来ていただくのがおもしろい」

米水津湾ならではの春の味覚を楽しみながら癒しのひと時が過ごせそうです。