少子化を食い止める政策となるのでしょうか。自民党は公立小中学校の給食費の無償化を柱とする、政府への提言案をとりまとめました。
自民党 茂木敏充幹事長
「全ての子どもが主体となる『こどもまんなか』を基本に運営されるような子育て支援策、これを全国に広げていければ」
さきほど自民党の会合で、大筋で了承された少子化対策の提言案。児童手当の拡充などと並ぶ目玉の一つが、全国の公立小中学校の給食費の無償化です。すでに自治体レベルでは、無償化が相次いでいます。
東京・葛飾区は、23区で初めて区立の小中学校の給食費を、来週始まる新年度から完全無償化すると決定。その後も、品川区や中央区など都内6つの自治体が無償化を決めました。
1児の母親
「(小中で)9年間、すごく大きいと思います。(無償化された分)この子の習い事が1つ増えるとかできるかもしれないし、すごく助かると思います」
2児の父親
「月1万でも、年にしたら12万円なので結構でかい。それは助かります」
青森県青森市でも、去年10月から新型コロナの臨時交付金を活用して無償化を実現しています。
Q.どんな気持ちで給食の時間になるのを待っていますか?
「楽しみに待っています。おいしかったです」
「いつも食べていて、ゼロ円にしてくれてうれしいな」
ただ、この給食費の無償化。自民党に先駆けて主張していたのは、実は野党です。
立憲民主党 長妻昭政調会長(今年1月)
「全国的にですね、給食費の無料、無償化。これは相当地域でですね、大きな争点になる可能性があると」
共産党 志位和夫委員長(今年2月)
「いま本当に緊急に求められてるのは、子どもさんの学校の給食費が重すぎる」
統一地方選を控えて野党としては、自民党にいわば“お株”を奪われた格好です。
野党中堅議員
「自民党は選挙前になると平気で野党のアイデアをパクるし、カネをばらまく。それで与党の手柄だ」
立憲民主党と日本維新の会は、今週水曜日に給食費の無償化法案を国会に提出する方針です。
自民党は今週中に提言を政府に申し入れる見通しですが、岸田総理はこれまで全国一律での無償化には慎重で、対応が注目されます。
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