幕末開国の悲劇のヒロインとして知られる「お吉」をしのぼうと、命日にあたる3月27日午前、下田市で供養祭が行われました。
お吉こと「斎藤きち」は17歳の時、幕府の命令を受け、開国の舞台となった下田でアメリカの初代領事ハリスに仕えたことから「唐人お吉」とさげすまれ、川に身を投げ51年の生涯を閉じました。
下田市では、悲しい運命をたどった「お吉」をしのび、毎年、供養祭が行われています。お吉が身を投げたとされる川沿いで開かれた法要では、僧侶の読経が流れる中、芸者衆や観光関係者がランの切り花を川面に投げ入れ、夫婦に見立てたコイ2匹を放流しました。
参加した地元の芸者は「お吉さんは、下田芸者の大先輩ですので、ご供養の気持ちと、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めました。代々引き継いでいる踊りをこれからも大事に踊っていきたい」と気持ちを新たにしていました。
訪れた市民や観光客も、波乱に満ちた生涯を送った「お吉」を悼み、祈りをささげていました。
注目の記事
「警察官になって町を守りたい」激しい揺れの中であげた産声…あの日から10年 熊本地震の翌日に生まれた女の子の成長

カラスはなぜ真っ黒?「黒さを生み出すスイッチ」が切れることなく入り続けている可能性【岡山大学】

“疲れたら甘いもの”がイライラを加速? 医師が指摘する「脳の落とし穴」と、メンタルを壊さない“おやつの心得”

JAXA「革新的衛星技術実証4号機」4月23日に海外で打ち上げ「折り紙式アンテナ、地震予測、3Dプリント衛星」など個性派8機が宇宙へ

【いつ?どの方角?】パンスターズ彗星の観察チャンス!4月22日まで明け方の東北東の空を見て【2026】

【大相続時代】スマホで作成「デジタル遺言」解禁へ “なりすまし”リスクは?どう制度変わる?背景には深刻な社会問題









