■MLB パドレスキャンプ (日本時間26日、アリゾナ州ピオリア)


パドレスのダルビッシュ有投手(36)は日本時間26日、キャンプ施設でガーディアンズ2Aとの特別ルールの練習試合に先発し、4回相当を64球、打者16人に対し被安打3、四死球1、奪三振8、失点1、自責0と上々の投球を見せた。最速は95マイル(約153キロ)だった。


登板後は「昨日までは状態があまり良くなかった。すごく不安があった。今日はすごくフォームもしっくりきて久しぶりに不安なく投げられた」と晴れやかな表情で話し、WBCでは本来の調子を出せなかった理由を分析し「正直(日本のマウンドは)すごく柔らかかった。そこでリリースのタイミングが、真っ直ぐに関してはまだズレている」と冷静にコメントし、強化合宿の初日から参加したが日本のマウンドにアジャストする難しさを実感していた。

そして、メジャーのキャンプ地に戻り、自宅での練習で気が付いたという。「右足がしっかり地面を掴んでいるというか、その感覚がずっとなかった。家にいるときにいろいろやったときにしっくりきた。それがあったぶん下半身とかはすごく良かった」とすぐにメジャーのマウンドにはアジャストして「変化球もいいし、スプリットもいいし、ツーシームも投げれていますし、カーブも良かった。本当に良かった」とこの日のピッチングには好感触を得ていた。


今季から導入されるピッチャー側から使用できるピッチコム(バッテリー間のサイン伝達に使用される電子機器)やピッチクロック(ピッチャーがボールを受け取ってから、投球動作に入るまでの時間制限)に関しては「楽しかったです。(笑)正直そこまで自信があったわけじゃないんですけど、意外とやりだすと全然いけるじゃんというところで、ちょっと自分が対応できたところが嬉しかったことと、ピッチコムとかも細々したのは得意なんで、それが全然問題なくできたのが嬉しかったですね」と新ルールにはきっちりと対応していた。

首脳陣は開幕前にもう1試合の実戦調整を用意し、シーズン初先発は日本時間4月5日の開幕6戦目、本拠地でのダイヤモンドバックス戦を視野に入れている。