3年後に愛知県で開催予定のアジア競技大会について、名古屋市内で予定されている選手村の建設が、見送られる方向で調整が進められていることが分かりました。

愛知県では、2026年にアジア競技大会とアジアパラ競技大会が開催される予定です。

関係者によりますと、急激な物価高騰などを背景に、大会の経費が当初の試算よりも大幅に増える見込みで、名古屋市港区の旧名古屋競馬場の跡地に計画されている選手村の建設を見直す方向で調整中だということです。

選手村に代わる選手の受け入れ先については、会場周辺のホテルを借り上げるなど、既存の宿泊施設を活用することで対応したいということです。

早ければ来週にも方針が示され、組織委員会で正式に承認される見通しだということです。