この商品、一見、普通のこけしに見えますが顔を捻ってみると、コショウが!
こちらの「こけしペッパーミル」、WBCでヌートバー選手の活躍をきっかけに注文が殺到しているといいます。

喫茶店カガモクの店長 加賀浩嗣さん:
「作るのが追いつかないぐらい。今は2~3か月お待ちいただかなくちゃいけないかなと」

「こけしペッパーミル」を作っているのは、大崎市鳴子温泉にある喫茶店カガモクの店長、加賀浩嗣さんです。

いままで、さまざまなこけし雑貨を作ってきましたが・・・。

喫茶店カガモクの店長 加賀浩嗣さん:
「これまでにないぐらい問い合わせをたくさんいただいています。やっぱりヌートバー選手が、これをやり始めたのがきっかけで、うちの商品にたどり着いたっていうお客さんがたくさんいるみたいで」
全て手作業だというペッパーミル作り。1つ1つ、木材をこけしの形に削り出して、刃などの部品をはめていきます。

喫茶店カガモクの店長 加賀浩嗣さん:
「物に合わせて0.何ミリ単位で穴の大きさを調整しないといけないので、結構難しいんです」
最後に、細い筆で丁寧に絵付けをして、完成。繊細な作業の繰り返しで、1日に数個しか作れないといいます。

喫茶店カガモクの店長 加賀浩嗣さん:
「こけしそのものの発展にもつながれば1番理想かなと思います。メジャーリーグが開幕して、ヌートバー選手がバットを折っちゃったら、それをぜひ加工してヌートバー選手にお渡しできたら、それが1番の夢だなと思います」