賃貸アパート大手の「レオパレス21」がエアコンなどの家電を廃棄する際に適切な対応をしなかったとして、環境省と経済産業省が「家電リサイクル法」に基づく是正勧告を行いました。
「家電リサイクル法」では、賃貸住宅の管理会社が「小売業者」に該当する場合、物件のオーナーがエアコンなどの家電を廃棄する際に引き取り、メーカーへ引き渡すなどの義務が課されています。
環境省によりますと、レオパレス21は2020年4月から去年夏にかけて、およそ10万台のエアコンや冷蔵庫などの廃棄家電をオーナーから引き取らず、別の業者に回収させていたということです。
レオパレス21 宮尾文也社長
「法が制定された目的、趣旨に関する理解が浅くて、小売業者に我々が該当するという理解がなかった」
環境省と経産省は連名できょう、レオパレス21に対し廃棄家電の引き取りなどを求める是正勧告を行い、今後1年間は再発防止策に関する報告を定期的にするよう求めました。
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