新潟市で11日に行われた国家資格『消防設備士』の試験中に、試験監督が私語をしていたとして、受験生から苦情を受けていたことが分かりました。試験を実施する団体は受験生に謝罪し、希望する人には次の試験に振り替える措置を取るとしています。

消防試験研究センター新潟県支部によりますと、11日に新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで行われた消防設備士の試験中、試験監督3人のうち、男性の監督員2人が試験会場の後方で私語を始めたということです。
当時、会場では約50人が受験中でしたが、受験生1人から「試験に集中できない」と苦情がありました。試験終了後に監督員らは、この受験生に謝罪したということです。

監督員は聞き取りに対し、「私語だった。声を潜めていたつもりだった」などと話しているということで、消防試験研究センター新潟県支部では、会場にいた受験生に書面や電話で謝罪し、希望する人には、今回の試験について採点をしない代わりに、6月に実施される試験に振り替える措置を取るということです。

消防設備士は、スプリンクラーや消火器など消防設備の設置や点検をする際に必要な国家資格です。

会場にいた他の受験生からも苦情があったということで、消防試験研究センター新潟県支部では、「監督員の教育を徹底して再発防止に努めたい」としています。