青森県と秋田県の県境に位置する「十和田(とわだ)火山」で、小規模な噴火が発生した場合の具体的な避難所や対象となる世帯数を示した「避難計画」が22日、策定されました。

十和田火山は、国内に50か所ある「常時観測火山」の1つとして気象庁が24時間体制で監視しています。22日、オンラインで開かれた自治体や関係機関の会議では、「小規模な噴火」を想定した避難計画が策定されました。この計画では、具体的な避難所や対象となる世帯数・人数のほか、自治体から住民への情報伝達の手順などが示されています。
十和田湖の中心部で噴火した場合は、冬以外の時期は最寄りのルートを使って火口から4キロよりも外側へと避難します。また、冬の間は、閉鎖される道路があるため、避難ルートが変更されます。いずれの場合も十和田市と秋田県の鹿角市(かづのし)、小坂町(こさかまち)で合わせて178世帯・340人が避難の対象となり、自主防災組織や自治会が誘導して、指定された避難所へ避難します。
※県防災危機管理課 山上良一課長「十和田火山は火口に居住している人がいる国内でも珍しい火山ですので、今回の避難計画が決定したことは、住んでいる人に安心感を与えることができる」
青森県は、2023年度から中規模な噴火を想定した避難対策の検討に入ります。














