スイーツで愛媛のイチゴをPRです。19日、愛媛県松山市の中心部で月に一度のマルシェが開かれ、県オリジナル品種のイチゴを使った自慢のスイーツがお目見えしました。

19日、松山市の花園町通りで開かれた「お城下マルシェ」。
およそ40のブースが出店し多くの人で賑わいました。

(飯田万結アナウンサー)
「こちらのブースには真っ赤なイチゴが並んでいます。そして辺りにはイチゴの甘い香りが漂っています」

販売されていたのは愛媛オリジナル品種のイチゴ!
県などは消費拡大を目指し3年前から、スイーツを切り口にしたキャンペーンを展開しています。

しまなみ海道のサービスエリアからは、こちらのどら焼きが登場。雫のような見た目と、糖度・酸味のバランスがとれた「紅い雫」が使われています。

「イチゴがとってもみずみずしいし、この爽やかな甘さと餡子と生地の優しい甘さがとてもよく合います。クリームチーズの爽やかさも良いですね」

(瀬戸内しまなみリーディング・越智佳隆さん)
「(紅い雫は)和菓子にもとても合います。サービスエリアを運営しているが、県外の方が多く来る場所で、県産品の良さを知ってもらいたいという思いがあり、紅い雫を選んでいるので、多くの人に楽しんでいただけたら」

(どら焼き食べた人)
「イチゴめちゃめちゃ甘くておいしいです。また多分買うと思います」

(マリトッツォを買った人)
「イチゴが可愛く配置されていて、おいしそうだったので」

見た目もかわいいマリトッツォ。もちもちの米粉パンに紅い雫とクリームがたっぷり詰まっています。

(BlueBlue・高岡優奈さん)
「紅い雫が、赤くてきれいなので、マリトッツォの断面に入ったら見た目もかわいいし、甘さと酸味が美味しくて、米粉のパンにもしっかり合うと思います」

期間中、県内13店舗で個性あふれるイチゴスイーツが販売されていて、3つの商品を購入しスタンプを集めて応募した人の中から抽選で10人にイチゴが贈られます。

県の担当者は、こうした取り組みが、コロナ禍や燃料高騰などで苦境に立たされている生産者の支援にも繋がればと期待を寄せます。

(県ブランド戦略課・峯下久美さん)
「地産地消をしていただけると、すごくありがたい。農産物をスイーツに使ってもらう事で、なかなか野菜や果物を食べない方にも手に取ってもらえるかなと思っています」