経団連の十倉会長は、性的マイノリティの人たちへの理解を促進するための法案審議が国内で進まないことについて、欧米に比べての遅れを「恥ずかしい」と苦言を呈しました。
経団連 十倉会長
「世界は差別禁止ですよね。理解増進ではなくて、日本はその前段階のLGBTQ理解増進。理解増進を出すのすら議論しているというのはいかがなものかと。出すことによって差別が増進されるとか訳の分からない議論がされているように感じます」
経団連の十倉会長はこのように話し、性的マイノリティの人たちへの理解を促進するための法案審議などを進めるべきだと指摘しました。
また、先月のアメリカ訪問で日本のLGBTQへの取り組みを聞かれた際に、「国会で議論されようとしていると答えるのも恥ずかしいくらいだった」と振り返りました。
その上で、「多様性こそ社会活性化の源だ」とし、経団連では、採用活動や職場での差別禁止を徹底していると強調しました。
注目の記事
なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区
