来月に投開票される「統一地方選挙」を前に、福岡県警は20日、選挙違反取締本部を設置しました。すでに事前運動などをめぐり39件の警告が出されているということです。

◆7600人態勢で“選挙違反”を取り締まり

福岡県警察本部では20日午前10時、捜査2課に選挙違反取締本部の看板が掲げられました。県警の選挙違反取締本部は県内36の全ての警察署に設置され、岡部正勝本部長以下、約7600人態勢で取り締まりにあたります。

◆文書掲示や事前運動で39件の警告

今回の統一地方選挙では、4月9日投開票の県議会議員選挙をはじめ、計41の選挙が予定されています。県内では20日までに文書の掲示や頒布、事前運動をしたとして39件の警告が出されています。警察は「公正な選挙の実現に向けて一丸となって取り締まりにあたりたい」と話しています。