福岡県西方沖地震から3月20日で18年です。大きな被害を受けた福岡市西区の玄界島では、当時と同じ規模の地震発生を想定した防災訓練が実施されました。

◆島民100人が参加

福岡市西区の玄界島では20日朝、最大震度6弱の地震が起きたと想定した防災訓練が行われました。訓練では、島民約100人が一斉に高台にある公園に避難したあと、バケツリレーを行うなど火災が起きた際の対応を確認していました。

島民「18年前を思い出しますね」「島民のみんなと協力してやるほかない」

◆コロナ禍で4年ぶりの開催

18年前、2005年の福岡県西方沖地震では多くの建物が倒壊した玄界島。島民は「全島避難」を経験しました。その後、毎年訓練を実施していましたが、新型コロナの影響で中断。市と合同で行う大規模な訓練は、4年ぶりとなりました。